ベーシッククラス。マウントポジションのカリキュラムではストレートアームロックのグリップブレイクも練習します。いわゆる腕ひしぎ十字固めで相手が手を組んで防御してきたときのアタックです。
ここで力いっぱい相手の肘を引くとぎっくり腰になってしまうので注意しましょう。
私は白帯のときに(トライフォース以外の道場の)青帯の巨漢の先輩に相撲部屋のかわいがりのノリで「俺の肘を永久に引き続けろ」と命令されてから一生ぎっくり腰持ちの後遺症を負いました。整形外科医からは交通事故を疑われるレベルのギックリになるので相手の肘を引っ張ることは本当にやめましょう。
それ以来私はアームロックで相手の肘を引くことをやめました。試合では結構な頻度でストレートアームロックを決めています。つまりグリップブレイクにこだわらずにいくことも肝要です。
一方で、いざというときの隠し剣的にトライフォース式のグリップブレイクにチャレンジすることも大切です。
スパーリングではマウントポジションからのポジションスパーリング!
ぶつかるとまずいので各位を隅に寄せつつ壁方向に足を向かせてポジションを整えてからスタートします。
むくつけき男たちが整然とするのはきもちいいですね。魔法陣完成。