Windy智美さんがベーシック検定1級にハイスコアで合格なさいました。日曜のクラス前に記念写真です。
Windy智美さんは他の格闘技をきわめられた方ですが、トライフォース志木では一般会員としてみんなといっしょに日々練習しています。いつもふわっとにこにこ練習していますが竹澤先生のちょっとあとに入会なさった古参の会員さんのひとりで、実はヨシマサ先生の先輩です。白帯から練習をはじめ、長い修行期間と練習回数を経て紫帯をお渡ししています。今ではすっかり柔術のコンセプトにも慣れて立派な柔術家です。
トライフォースにはベーシックテクニックという型があり、それを学ぶと柔術のすべてのコンセプトを無理なく学べるようになっています。柔術のコンセプトを尊重していなければ別にここまで細かく再現する必要がないような部分まで徹底的に詰められた型です。この検定を強要するものではないけれど、ひとたびやるとなれば柔術ルールや柔術のコンセプトを正確に理解することが必要になります。別の言い方をすると柔術とトライフォースへの敬意が必須となります。
そして、それぞれの受験者の実演をみるとどれほどベーシックカリキュラムと今回の課題に向き合ってきたのかがかなり正確にわかります。今回はの実演は抜群でした。ブラジリアン柔術とトライフォースに最大限の敬意を払ってくださったことをとてもうれしく思います。
ベーシック検定をハイスコアで合格してくれる会員さんと向き合うたびに感謝の気持ちしかわきません。柔術は所詮ゲームで、別にこの世で一番優れていると証明できるわけでもありません。自分が柔術とトライフォースを最高に面白いと思っているだけです。そして、他の人が自分と同等かそれ以上の気持ちでそれらに向き合ってくれていると感謝の気持ちが自然とわいてきます。
なお、会員さんたちには週に5回はお話ししていますが、ベーシックとの向き合い方について知りたい人は2016年のトライフォースキャンプでの芝本先生のお言葉を拝聴ください。声に出して読みたい日本語です。