自分の体に負担のないテクニックです。

「ビギナー/フリークラス」ではその日の参加者のレベルに合わせた内容の練習をします。
ベーシッククラスの内容が定着しているようなメンバーであれば、ベーシックの内容を前提に、更にその先の攻防もやります。
この日のメンバーはきっちりとテクニックを理解している人たちだったので、青帯から教えるテクニック、さらに紫帯から教えるテクニックまで紹介しました。
完璧でしたね!

この日はストレートアームロック(腕十字)のクラッチを切るテクニックをやりました。
自分の体重を上手に使うのが基本です。
さらに、相手のクラッチの形や動きに応じて選択するテクニックも変えていきます。

そしてちょうどトライフォースの公式インスタグラムで紹介された早川先生のテクニックも同じ原理の技でした。
ほっこり嬉しいものです。
ただしこれは奇跡のシンクロニシティなのではなく、単にトライフォース志木で教えているテクニックはトライフォースの本部で早川先生が教えたり使ったりしているものと同じだというただそれだけのことでもあります。
ものすごく高度な攻防を当たり前のように紹介できる道場でありたいし、最高のテクニックを当たり前のように再現できるような会員さんたちです。

思い返すと、腰痛エリート・杉村が初めてぎっくり腰になったのは、まだ別の道場に所属していた白帯のときでした。
巨大な先輩(たしか青帯)にストレートアームロック(腕十字)をとらせてもらったときです。
先輩から「ほらほらグリップを切ってみろ!根性出せ!」などとうながされました。
次第に人が集まり、ひたすらひたすらそのクラッチを引っ張るように言われました。
そして、翌日起きられなくなりました。
整形外科医からは交通事故を疑われるほどのぎっくり腰でした。

それ以来杉村はストレートアームロックで相手がクラッチを作ったら、アームロックそのものを諦めるようにしていました。
体重の軽い人間はやってはならないものと決めていました。
健康は大事です。
スパーリングでは決まらないのですが、試合だとなぜか相手が不用意に腕を伸ばしてくれるので上のポジションからも下のポジションからもストレートアームロックで一本をとっていました。
別にクラッチを無理に切らなくても全く問題ないものだと決めつけていました。

時は流れ、トライフォースに入門し、ストレートアームロックのクラッチを切る方法を教えられました。
そのときに早川先生が明示的に「背筋を使って引っ張ると腰痛になります」と言ったのを覚えています。
その日からまたスパーリングでもストレートアームロックを使えるようになりました、という感動ストーリーです。

ブラジリアン柔術はルール上、相手に参ったと言わせることが目標です。
つまり、相手が参ったと言いさえすればそれは正しい動きです。
相手に参ったと言わすことができない技術よりも、相手に参ったと言わせられるパワーのほうがルール上正しいのです。
それでもやはり、自分の身体に負担のかからない方向を目指すべきです。
練習はあくまで練習なので、何回失敗してもその方向を目指すべきです。
自爆的に怪我することはとてもつまらないことです。
トライフォースでは自分の身体に負担の少ない動きやテクニックを教えます。

そしてトライフォース志木では春の入会キャンペーン中!
是非体験に来てください!
埼玉で柔術をするならトライフォース志木!!

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