ブログでブラジリアン柔術の公式大会を紹介しました。
何人かの会員さんが出場してくれるということでした。
ヘッドインストラクターの杉村も全日本マスターに出場します。
公式大会では、試合の直前に道衣チェックが行われます。
ルールに則った道衣・帯を身に付けましょう。
体育の授業で着せられた柔道着などと比べると、ちょっと長めの規定です。
まずはJBJJF(日本ブラジリアン柔術連盟)の以下の動画「JBJJF 帯について 長さ編」を御覧ください。
http:// https://www.youtube.com/watch?v=vTd_ieaVIXA
↑動画が削除されてしまったようなので取り消し
まずは、JBJJFの公式ページの、「IBJJFルール」の道着規定をご一読ください。
また、IBJJF公式ルールブックVer.5より抜粋すると以下の通り規定されています。
https://www.jbjjf.com/wp-content/uploads/2018/08/ibjjf_rule_v5_jp.pdf
8.1 道衣
8.1.7 道衣の上衣は、競技者の臀部を覆うだけの長さがあり、腕を床に対してまっすぐ平行に伸ばした状態で、袖が競技者の手首から5センチ以内のところに来る長さが必要である。
8.1.8 道衣のズボンの長さは、踝の上5cm以内に届くものでなければならない。(略)
8.1.9 (略)帯は二重に結んだ後、各端に余分の帯が結び目から長さ20〜30センチ残っていること。
https://www.jbjjf.com/wp-content/uploads/2018/08/ibjjf_rule_v5_jp.pd
8.1.7 道衣の上衣は、競技者の臀部を覆うだけの長さがあり、腕を床に対してまっすぐ平行に伸ばした状態で、袖が競技者の手首から5センチ以内のところに来る長さが必要である。
つまりこんなかんじですね。
体育の授業の「気をつけ!」の姿勢を取り更に手のひらを真正面に、中指をピンと向けて5センチです。
これは余裕で5センチ以内。
8.1.8 道衣のズボンの長さは、踝の上5cm以内に届くものでなければならない。(略)
つまりこんなかんじですね。
これはくるぶしが隠れているので完璧に大丈夫。
8.1.9 (略)帯は二重に結んだ後、各端に余分の帯が結び目から長さ20〜30センチ残っていること。
↑は9センチ。反則です。帯を結び直してみましょう。
結び直したら26センチ!OKです!
柔術に限らず世の中のルールにはたいてい解釈の余地が残されているものです。
一方で解釈の余地がまったくない部分もあります。
5センチは誰が計測しても5センチです。20センチが15センチになることもありません。
そして、道衣チェックが通らないと冷酷非情に失格となります。
道衣や帯は洗濯すると伸縮しますが、そのたぐいの言い訳も通じません。
その他にも細かい規定が山ほどありますが、清潔なトライフォースの公式道衣であればおおむね大丈夫なはずです。
また、道衣チェックはノギスじゃなくて公式のチェッカーが使われます。
最低限、道場においてある簡易ルールブックに目だけ通してください。
不明点は道場に聞いてください。
試合もがんばりましょう!